tender| オンラインイベントを自動化するサービス

【サービス紹介】進化する学習体験「どこでも自習室」

2023.09.09

はじめまして、どこでも自習室です。

これまで私たちは、Zoomを運用した会議などを自動進行するサービスを提供する「tender」というサービスを提供してきました。

様々なお客様にサービスを提供していくなかで、学生さんの学習サポートとして利用することで、大きな価値を提供できることが分かりました。そこで、学生の自主学習に特化した新たなサービス「どこでも自習室」を提供を開始させて頂きます。

本記事では、当サービスの概要をご紹介する内容となっており、特に学習塾や学生の学習支援に携わる皆様にお読みいただきたい内容です。

実際の活用事例を挙げながら、分かりやすく解説していますので、是非ご覧ください。

なぜ、自主学習が必要なのか?

先生の立場になって考えてみると…

「丁寧に教えても復習をしないとすぐに忘れる(知識として定着しない)」

「講義の内容をどんなに良くしても、生徒が課題をしてこない」

「自主学習の習慣がないと、予定した学習計画が遅延し、結果に結びつかない」

残念ながら、授業や講義だけでは成果を出すことは難しく、自主学習の習慣が必要です。しかし、部活や学校生活で忙しい学生にとって、自習時間を習慣化することは大変難しいもので、大人である僕たちですら目標達成のための努力が続かず、理想と現実のギャップに悩むことがあります。

生徒の立場になって考えてみると…

「自宅では、ついついスマホばっかり触って勉強できない」

「そもそも、一人では勉強する気にならない」

「勉強しても、分からない箇所で止まって、なかなか前に進めない」

そんな生徒たちにとって、最適な学習環境とは何でしょうか。自分のペースで勉強できる自習室が一つの選択肢ですが、それだけでは不十分です。何より、自主学習の質を向上させるためには、先生のサポートも必要です。

しかし、そのためには場所や時間に制約があることがあり、かつコストもかかることが多いです。そこで、私たちはZoomを活用した自主学習サポートの方法を生み出しました。それが「どこでも自習室」です。

どこでも自習室の導入効果 【サマリー紹介】

どこでも自習室を導入した個別学習塾の先生方からは、嬉しいご報告を受けました。ここからは、どこでも自習室を導入することで、どのような自習環境を提供できるのか、生徒視点と、指導者視点でそれぞれ解説していきます。

【生徒視点】どこでも自習室で変わる自習環境

発行されたZoomに生徒がログインすると、ロボットアシスタントが「スライド」「音声」「カウントダウン」を活用して、生徒の自習をサポートしてくれます。

生徒が分からない部分を見つけた際には、メッセンジャーツールやブレイクアウトルームを使って先生への質問も簡単に行えます。このシステムにより、先生は別の業務を進めながらも、質問がある生徒のフォローアップやサポートがスムーズに行えます。

何よりも、どこでも自習室はスマートフォンやパソコンがあれば誰でも参加できるため、生徒は自宅から参加しながらも先生への質問が容易に行え、自主学習を習慣化しやすくなります。

● Zoom上でロボットアシスタントが「スライドを表示」

ロボットアシスタントが台本に合わせて、時間に合わせてページ送りします。
「今自分(生徒)が何をすべきかを」Zoomでロボットアシスタントが案内。

Zoom上でロボットアシスタントが「音声再生(しゃべります)」

音声でも案内することで、台本に沿う形で自主学習にメリハリが生まれ、効果的な自主学習を実現。

Zoom上でロボットアシスタントが「カウントダウン」

休憩はあと〇〇分、自習時間はあと〇〇分など、カウントダウンをスライドに追加できます。
休憩時間を設定することは、集中力アップに繋がり、効率的な自主学習を実現させます。

どこでも自習室を利用する生徒【利用イメージ】

  1. 入室時:生徒へ入室したことを先生へお知らせ(運用ルール)
  2. 学習前:学習内容をチャットに記入するよう促します。
  3. 休憩:25分ごとに休憩のお知らせを行います。※設定は変更可能
  4. 学習後:今日の学習内容を先生へ伝えるよう促します。

自習中に分からない事があれば、ブレイクアウトルームや、LINEなどのメッセンジャーツールを使って、先生へ連絡し指導を仰ぐことも可能です。

利用した先生からは、「分からない箇所を自主学習で見つける」部分を大変評価されており、先生の介入がよりスムーズかつ、低コストで実現できる理由にもなっています。

ここからは、どこでも自習室を運用する2名の先生の活用事例をご紹介していきます。

【指導者視点】私の塾での使い方

休憩時間の設定(台本)や、介入するタイミングも先生次第になるので、その用途は人それぞれです。今回は、すでにサービスを導入して頂いているStudy Treeさんと、悠揚館さんにお話をお伺いしました。

Study Tree 丸岡さん:生徒と会話は休憩中だけ

Study Treeでは、生徒への介入を休憩時間のみと設定し、生徒の自習時間は他の業務に当てました。休憩時間の講師の介入で、生徒たちは自習中も見られている意識を持っており、高い集中力を維持することに繋がりました。

また、分からない箇所は休憩時間に聞けるので、分からないから進めないという状況を改善する事ができました。

悠揚館 仲田さん先生は隙間時間に参加。報告義務は徹底。

悠揚館では、どこでも自習室で生徒が自習をする時間のうち、その半分程度の時間、介入することにしました。とはいっても、その時間のうち、自習中は他の業務をすることもありますし、講師がコミットしている時間は少ないです。

生徒には参加する時間を事前には告知していないので、2回に1回程度の講師の登場は、生徒に適度な緊張感を与え、その集中維持に繋がりました。

私の場合は、報告義務も徹底したので、私が参加できない日でも、生徒自身が学習内容を報告してくれるので、課題のやり忘れなどがなくなり、学習スケジュールが順調に進むようになりました。

どこでも自習室で変わる学習サポート【運用者視点】

ここまで読んで、どこでも自習室の導入を試してみたい学習塾の運営者や指導者もいるかと思います。ここからは、自習室を利用した学生のデータなどを確認できる管理画面をご紹介させて頂きます。

管理画⾯の機能:ロボットアシスタントの設定

直感的に操作できる編集画面があるので、簡単に設定を変更する事ができます。

豊富なテンプレートをもとに、最適な設定を行ってください。

管理画⾯の機能:⾃習室のデータ管理

出席状況をデータとして管理できるので、親御さんに共有することも可能です。これまで、学習塾の先生と話す機会も少ない親御さんは、生徒がどの程度勉強をしているか分からない部分も多かったかと思いますが、この資料を共有することで、親御さんが学習塾への信頼をアップさせた事例もあり、解約率減少も期待できるとの声も耳にします。

管理画⾯の機能:先進的な機能

どこでも自習室を利用する際は、画面のONにすることで、AIが生徒の学習状況を把握する事ができます。集中力が低下が見られる姿勢などを感知した場合は、運用者に通知がいく仕様になっています。※設定で変更も可能。

また、生徒が分からない部分を、Zoomのチャット欄に記入することで、すぐにAI(人工知能)から回答がもらえる機能も実装しているので、先生の介入コストはさらに最適化されます。

AIを活用して、指導の効率化だけでなく、生徒の成長に必要な時間を探求する時間に当ててみてはいかがでしょうか?

どこでも自習室を「お試し」導入してみませんか?

ここまで、どこでも自習室のサービスを解説してきましたが、イメージはできましたか?

時代の変化に合わせて多様化する社会のなかで、自ら考え行動する力が求められています。現代において、学生時代の自習の習慣化は、自分自身を成長させるために不可欠な要素を学生時代に身につけることに繋がります。

また、自主学習が習慣化されることで、生徒が分からない箇所を先生に聞きにいく構造を作り、先生の介入コストは最適化され、生徒一人一人の指導もより意味のあるものになっていきます。

どこでも自習室の導入が、生徒の本質的な自己成長(自ら考え行動する力)を実現させるキッカケになると、私たちは信じています。

ご自身の学習塾が抱える課題を、このサービスで解決できるイメージを持たれた方は、是非お試し体験をご活用ください。まずは、無料の相談会を行いますので、お気軽にお問い合わせください。

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